眼底検査の結果が良くなった

 昨年(2009年)の6月に特定健診を受診したところ、眼底検査Scheie法の「H(高血圧性)」、「S(動脈硬化性)」のいづれでも0度になっていた。2002年から2005年までは、2度になっていたものが0度になったのだから大幅な改善である。分類ミスなどがあったかもしれないと思い、今年の結果を待ったいたが、今年の結果もH、S共に0度であった。
 分類については、財団法人日本予防医学協会の分類表を見ていただきたい。

(出て来た画面で「眼底検査」をクリックする。)

 過去の健診データの眼底検査の結果を図1に示す。「S」の場合、1998年に1度になり、4年続き、その後2度に上がり4年続いている。2007年は、市の健診を受けたが、このときの眼底検査は、KW法(キース・ワーグナー法)で1度であった。2008年は、受診していないが、2009年と2010年は、0度になっている。
 改善理由を考えると、二つが考えられる。一つは、会社を退職したため、ストレスがなくなったこと、あと一つは、水素水の飲用である。水素水は、2005年6月から飲用しているが、そのあとから度数が下がっているので、水素水の効果ではないかと考えられる。
 今後も0度が継続すれば、脳梗塞や脳内出血は発生しないことが期待され喜ばしいことである。

 度数が2から0になったということは、軽度の動脈硬化が治ったということであろう。
 先に紹介した三石巌著「医学常識はウソだらけ」の68頁に『「動脈硬化は治らない」という医学常識のウソ』という節があり、一般には、動脈硬化は治らないものと言われているようだ。これに対して、著者は、『動脈硬化は分子栄養学なら治療できる』という節を設けて解説している。要点だけを記すと『動脈に弾力を与える役目を担っているのは、エラスチンというタンパク質である。体内でエラスチンを作るには何が必要か。これを作るために欠かせないものは、ビタミンB6である。イワシ、大豆、バナナ、豚肉など、この栄養素を含んだ食品を積極的に食べることが、動脈硬化を解消し、ひいては心臓病や脳卒中の予防につながるのである。』と。
 今回の私の場合、食事は変更していないので、食事で改善したとは考えられない。水素水の効果と判断される。水素は、典型的な坑酸化物質であり、活性酸素によって酸化された変性LDLコレステロールを還元し動脈硬化を解消したのではなかろうか。