3.竈山神社
 伊太祁曽神社の参拝を終わり、和歌山電鉄貴志川線で竈山駅に着いたのは、2時10分前だった。ここから南方へ約900m歩いて竈山神社に着いた。雨は、かなり降っていた。
 神武天皇の兄の彦五瀬命が祀られており皇室に直結する神社なので官幣大社になっていたためであろう建物は立派で大きな神社であった。以下写真を見ていただきたい。


境内入口


神門までは、かなり長い

神門


拝殿

本殿を望む


本殿をズーム

 Wikipediaによると、
「彦五瀬命は神武天皇ら弟たちとともに東征に向かったが、難波の白肩津での長髄彦との戦闘で負傷した。太陽に向って戦うのは良くないとして、東から回り込むために一行は南下したが、その傷が元で、紀国の男之水門に着いたところで彦五瀬命は亡くなった。紀伊国竈山に墓が作られたと『古事記』にある。『紀伊続風土記』によれば、当所がその竈山の地であり、墓が作られてすぐに、側に神社が作られたとある。
 明治に入り、宮内省管轄の彦五瀬命墓と、竈山神社は正式に区分され、近代社格制度のもとで明治14年(1881年)に村社に列格したが、神武天皇の兄を祀るという由緒をもって社殿が整備され、明治18年(1885年)には官幣中社に、大正4年(1915年)にはついに官幣大社に進むという異例の昇格をした。村社から官幣大社まで昇格したのは当神社が唯一の例である。」

 14:15参拝終了、次の日前宮へ向かった。