Windows 10 へのアップグレード

 2016年7月5日現在、私の通常使うパソコンは、Windows 7 のデスクトップパソコンと同じくWindows 7 の12.1インチのノートパソコンです。これ以外に、Windows Xp パソコンと Windows Vista パソコンを用意しています。理由は、古いパソコンを使っている人から質問を受けたとき、すぐに答えられるようにするためです。
 デスクトップパソコンは、EPSONのTY5000Sで Core i7 が入っており2011年12月に購入したもので、まだまだ5年以上は、使えるものです。一方、ノートパソコンは、レッツノートCF-T5で2006年6月に購入したもので、core2duo が入っていますが、かなり重くなってきているため、来年10年目を迎えたとき、高性能の windows 10 のノートパソコンを購入することにしています。
 1年ぐらい前からWindows 10 の無償アップグレードがいろいろと言われていましたが、全く興味がなく放置していました。なぜかというと、Windows 10 は、Windows 8.1 の延長線上の画面だと勝手に想像し、Windows 8.1 の画面は、タイルだらけで全く使う気になれなかったからです。
 ところが、周りでは、無償だから Windows 10 にアップグレードしたとか、強制的にアップグレードされたとかいろいろな状況が発生していました。私の方針で行くと、Windows 10 にお目にかかるのは、来年の6月です。誰かから Windows 10 について聞かれたときは、全く何も答えられません。これは、まずいと反省、では、どうするか、今のパソコンは、いじりたくない。ならば、Windows 10 勉強用にできるだけ安い中古パソコンを購入することに決めました。
 以下の文章は、「である体」にします。

中古パソコンの購入

 どういうパソコンを購入するか? いろいろ考えたすえ、下記条件を満たすものと決めた。

 そこで、価格.com の「中古パソコン」で調べると、レッツノートの最安値は、CF-N9 で15,000円で送料は700円だった。このモデルは、2010年製である。商品説明をみると、無線LANは、使えるが、有線LANは、壊れているという。カタログではHDDは、250GBであるが、この品は、160GBになっていた。我が家の環境では、無線LANは使える。有線で繋ぎたくなったときは、USBLANアダプターを購入すればよいと思ったので、このパソコンを購入することにした。販売店は、ジャンクワールドで、7月5日に発注した。破壊箇所がないものは、2万円以上していた。

購入パソコンの状況

 7月6日夕方、発注したパソコンが入荷した。早速、動作確認をしたが、トラブルなく立ち上がった。Windows をリカバリしたままの状態なので、Windowsのupdateは、実施されていなかった。
 Windows 10 へのアップグレードには、Windows の update は、不要と考えたが、ネットでいろいろなページを見ると、updateして最新の状態にしてからWindows 10 へアップグレードしたがよいとあったので、updateを実施することにした。167ケの更新プログラムがあると出ていたが、ダウンロードがサッパリ動かないのである。Internet Explorerが、Ver.8であるからよくないと考えVer.11をインストールしたが、何も変化なかった。いろいろやってみたが、その日のうちには、updateできなかった。
 次の日の朝、起動したところ、200余個の更新プログラムをインストール中と表示された。兎に角、よくわからないが、いろいろいじって最新の状態にupdateできた。原因は、更新プログラムが200ケ以上と多いため時間が必要だったようだ。

Windows 10 へのアップグレード

 Windows 7 が最新の状態になったので、Windows 10 へのアップグレードを開始した。ダウンロードが終わりインストールが始まったが、しばらくしたところで、「Intel(R) Dynamic Power Performance Management」は、アップグレードと互換性がないので、アンインストールするも、できないので、手動でアンインストールせよと表示。そこで、コントロールパネルから手動でアンインストールしたが、すぐにまたアンインストールせよと出て先へ進めなくなった。そこで、アップグレードを中止して、ネットでいろいろ調べたところ、同様な現象が発生しいろいろ実施し解決したというページがあったが、その方法を採用することはできなかった。どうしようもないので、「Intel(R) Dynamic Power Performance Management」で検索し、出て来た項目を上から順番に1件1件見て行ったところ、Panasonic のパソコンサポートページがあり、「正常にアンインストール出来ない問題を修正しました。 」という改版内容で「Intel(R) Dynamic Power Performance Management」の修正ドライバーが載っていた。これだ!と歓喜し、早速ダウンロードしてインストールした。そして、アップグレードを再開したところ、今度は、途中で止まることなく順調に進みWindows 10 へアップグレードすることができた。要するにトラブル原因は、インストールされていたドライバーが欠陥ドライバーだったので、Windows 10 が互換性がないとしてアンインストールしようとしたが、アンインストールできなかったということである。正常ドライバーだったならば、アンインストールされることはなかったのである。
 Windows 10 の動作はかなり軽快だった。以前にWindows 10 では、HOTALL(古いHTMLエディタ)が動作しないと聞いていたので、インストールしてみたところ、正常に動作することを確認した。
 パソコン購入と平行して、USBLANアダプタ(Logitec製 LAN-TXU2C 991円)を購入していたので、これを接続して使ってみたところ正常に動作した。ダウンロードスピードを測定したところ、無線で45Mbps前後、有線で55Mbps前後であった。
 HDMI端子が付いていたが、残念ながら壊れており使えなかった。
 メモリーは、2GBで少々少ないので、2GBのメモリーを2,291円で購入し入れてみたところ、非常に軽快に動作するようになった。
 Windows 10 の勉強が終わったら捨てるつもりで買ったパソコンであったが、次期ノートパソコンになりそうである。ならば、もう少し金を出し壊れたところがないものを購入すべきだったと後悔している。15万円程度使うところが2万円程度で収まりそうである。

デスクトップパソコンのWindows 10 へのアップグレード

 Windows 10 を使ってみて、Windows 7 の画面に類似しており、Windows 10 になっても違和感はほとんど感じなかった。Windows 8.1 の延長線上の画面ではない。ならば、デスクトップパソコンも、無償のうちにWindows 10 へアップグレードすべきと判断したので実行した。トラブルなく順調にアップグレードできた。
 アップグレード後、概略調べたところでは、異常が発生したのは、Skype と Everything(フリーの検索ソフト) だった。共に再インストールで正常になった。
 Windows 10 で気に入らないのは、Aero がなくなりタイトルバーが白くなり安っぽい画面になったことである。Aero がなくなったのは、Windows 8 からだそうである。完全に削除されたのではなく、レジストリをいじると復元できるようだが、とてもレジストリを弄る気にはなれない。そのうち、Aeroが選択で使えるようになることを期待している。
 Windows 10 にアップグレードしたところ、メールが使えなくなったというトラブルが発生しているようだが、当方では発生しなかった。私は、Microsoftのメールソフトは使わないで、Becky!というメールソフトを使っているからだと思う。

 Windows 10 になって、設定変更したくなるのは、下記2件である。

・文字が小さい
 Windows 7 に比べて文字が小さく読み難くなっている。文字サイズの変更は、ここを見てほしい。「テキストサイズのみを変更する」のところは、すべて9ポイントになっているが、私は、「タイトルバー」は12ポイント、「アイコン」は10ポイント、他はすべて11ポイントに変更した。これでWindows 7 並みになった。
・IMEバーが表示されない
 IMEバーが表示されないときは、ここを見ること。Aeroがないので、IMEバーは、貧弱に見える。

 以上で終わりますが、Windows 10 への無償アップグレードは、7月29日で終了します。まだの方は、急いだがよいと思います。

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