
2006年10月3日、函館の五稜郭を見た後、次の松前へ行くため函館駅へ、少々時間があったので、駅の本屋をのぞいたところ、「100万部突破!」という帯のある本に目が留りました。
「病気にならない生き方」です。100万部を突破する本の内容はどんなものだろうかと興味が涌いたので購入しました。
読んでみると、従来の常識を覆す内容が次々と出て来たので驚きましたが、その根拠は、日米30万例以上の胃相・腸相を観察した結果からの推論であり説得力があります。
いろいろな主張は、仮説または思い込み的なところもありますが、下記は私にとっては初耳で驚きでした。
初耳ではありましたが、これらに触れるような生活はしていませんでした。牛乳は、年にコップ2〜3杯、ヨーグルトは月に1〜2カップ程度でした。魚が好きだったので、魚はかなり食べていましたが、肉はあまり食べていません。運動のしずきはなく、むしろ運動不足の状態でした。私自身の生活はこのようなものでした。
ところが、松江に住む母は、朝食には、牛乳を1合飲み、パンにマーガリンを付けて食べていました。そこで、すぐに手を付けたのが、牛乳とマーガリンです。牛乳は常々あまり飲みたくないと言っていたので、配達牛乳を断り、マーガリンはバターに切換えました。しかし、バターにもトランス脂肪酸があるというので、ジャムとか蜂蜜に変えました。
上記以外に興味あるものとして下記を挙げることができます。

月に一度、松江ー日立間を往復していると、電車の中などで時間を持て余すことがあるので、図書館で本を借りて読めばよいと考え、市立図書館へ行ってみました。いろいろなジャンルの本を見て回りましたが、医療関係の棚の中に「パーキンソン病を治す本」という本が目に留りました。パーキンソン病は、不治の病と言われています。私の周りにパーキンソン病の人がいたので、役立つかもしれないと思い借用しました。1冊では少ないので、もう一冊と考え目を移していったところ、「病気は自分で治す」という本が目に留りました。題名が気に入ったので借用することにしました。借用したとき、著者名は全く気にしていませんでしたが、両方の本を読んでいてしばらくしてから、どちらの本にも、免疫学の権威、新潟大学大学院安保徹教授の名があることに気づきました。
「病気は自分で治す」を読んでいって、最初に胸を打ったのは、日本人のほと
んどは、病気は医者に治してもらうものと考えているようだが、これは間違いで、医者は、病気を治す手助けをしてくれるだけで、病気を治すのは、その人の免疫力であると。言われれば、当たり前のような言葉だけれども、非常に新鮮味を感じました。というのも、私自身、病気は医者に治してもらうものと思い込んでいたからです。
この本は、非常に面白かったので、安保徹教授をインターネットで調べてみたところ、随分沢山の本を著わしていることがわかりました。借りた本を図書館に返しに行くと安保教授の別の本が並んでいたので、次々と借用して読んでいきました。読んだ本の記録をとっていなかったので、全部は記載できませんが、少なくとも下記の本は読みました。
「免疫革命」は、読んでおきたいと思っていましたが、図書館になかなか返ってこないし、一冊ぐらいは手持ちしておいた方がよいと考え、この1冊は購入しました。この本から抜粋し少し手を加えたものを以下に列記します。
彼は、免疫学の立場から現代医学の対症療法を痛烈に批判しているといえます。私は、既存の権威を批判する論は、大好きですが、単なる好き嫌いの問題ではなく、真理を突いていると思いました。
かれの本をいろいろ読んで以来、医療についての考え方を改めました。特に薬に頼ってはいけないことを強く感じました。具体的な行動としては、母の医療を見直し、長期間継続していた内服薬10種類、点眼薬1種類を全廃しました。
以前は、ガンになったらどうしようかと不安でしたが、彼の本を読んでからは、ガンは怖くなくなりました。さあ、来るならいつでも来いと。

「病気にならない生き方2」の中に「『食品添加物が安全』は本当か」という節があり、この中にこの本の紹介あったので購入しました。この本は、以前に新聞か雑誌で話題になったとき購入しようかと考えていたものでした。
この本を読んだところ添加物の入った食品は、買いたくなくなりました。
私は、月のうち半分は、松江へ行って毎日三食作っていますが、食材を購入するとき、必ず食品の裏側を見るようになりました。それにしても添加物の多さにびっくりしました。ハム、ソーセージなどはギッシリと添加物が書いてあり、おまけに「調味料(アミノ酸等)」まで入っています。練り物のソーセージには、保存料のソルビン酸が入っています。
以前から「調味料(アミノ酸等)」には、化学調味料の「味の素(グルタミン酸ナトリウム)」が入っていると思っていましたが、この本でそのとおりであることがわかりました。
この本の「調味料(アミノ酸等)」に関するところを抜粋しましたので、興味のある方は、下記リンクをクリックして見てください。
「調味料(アミノ酸等)」に関するところの抜粋
ハムやソーセージには、本来の肉の味があるはずです。ところが、それを味わってもらうのではなく、味の素を添加して消費者の口を誤魔化しているようです。これは、消費者をバカにしているとしか言いようがありません。添加物が多いのがわかったので、その後は、ハム、ソーセージ、ベーコンなどは買わないで、もっぱら魚を買っています。
グルタミン酸ナトリウムは、完全な工場製品です。新谷氏によれば、工場由来の食品に、命が宿っていないと。命の宿っていないものは、有益どころか害になるかもしれません。
「調味料(アミノ酸等)」が入っていないものを買おうとするとほとんど買うものがないのが現実です。古来の納豆は、大丈夫ではないかと思っていましたが、
裏側を見るとタレに「調味料(アミノ酸等)」の記載があり、更に驚いたことに添付のカラシにも「調味料(アミノ酸等)」の記載がありました。
「調味料(アミノ酸等)」を添加していない食品は、非常に少ないですが、無添加の食品は、「化学調味料無添加」と表示しているようです。
ソルビン酸は、保存料として使用されていまが、新谷氏によれば、体内で大切な腸内細菌を殺したり、繁殖を妨害する危険があると言っています。ほとんどのソーセージ、カマボコなどのねり物には、ソルビン酸が入っています。カマボコは好きでしたが、最近は全く買っていません。でも、外食に入っているカマボコ程度は食べています。
最近、買う食品は、ほとんど原材料です。すると、料理に時間がかかりますが、凝ったことはやらいないので、最大1時間です。
母が食べるパンは、作るわけにはいかないので、買いますが、山崎のパンは、添加物が多いので、購入を控え、添加物の少ないメーカのものを買っています。 ということで、この本に接して以来、できるだけ添加物のない食品を買うようになりました。