足の指の腫れは耐性菌か

 12月5日の産経新聞1面に「薬剤耐性菌 年8000人死亡」という記事(右図)が載っていた。この表題を見て20日前に右足の第四指が腫れたことを思い出した。
 11月15日(金)、庭でプランターンの植え替えなどを行った。以下、腫れの状況を下に記す。

  1. 夜寝るとき(11時頃)右足の第四指全体が赤く腫れ痛かった。一晩寝れば、治るだろうと思って何もしないで寝た。プランターンの植え替えのとき、靴の中に泥が入るようなことはなかった。
    私は、通常、血の出る怪我をしても、水道水で洗った後何もしないで乾燥させそのまま放置していた。
  2. 寝ているとき、患部が布団にこすれると痛かった。
  3. 朝5時頃、トイレのため起きたが、患部は、指全体が赤く腫れ痛くてしようがないので、オロナイン軟膏を塗って布団に入り寝入った。
  4. 7時頃、目が覚めたが、痛みは軽減していた。腫れは、指の70%程度になっていた。そこで、また、オロナインを追加塗りした。腫れたところを見るも、近くまで目を近づけられなかったが、トゲが刺さってはいないようだった。腫れの始点は、爪の右側生え際のようだった。
  5. 2日後には、ゴルフがあるが、靴を履いて歩くと痛いので、なんとしても治さなければならないと思った。オロナインを継続使用するか、それとも、皮膚科の医院へ行ってよく効く薬をもらうか考えた。
  6. 10時頃に患部を見たところ、腫れは指の50%程度に縮小していた。早く治すために、皮膚科の医院へ行くことにした。医院では、約2時間待たされた。医師が見たところ、トゲは、刺さっていないので、ばい菌が入ったのでしょうと。治療として、塗り薬と飲み薬を処方するという。飲み薬は、大袈裟なので、断ったところ、それでは、塗り薬のみとしますが、治らなかったときは、また、来てもらい飲み薬を処方しましょうと。薬局で抗生物質製剤の「フシジンレオ軟膏2%」(440円)を受け取った。
  7. 帰宅すると、オロナイン軟膏を洗い流し、「フシジンレオ軟膏2%」を塗った。
  8. 5,6時間経過したところで、患部を見ると腫れは引かないで、指全体に拡がっていた。これは、おかしい、オロナイン軟膏の方がよいと判断し、指を洗ってオロナイン軟膏に塗り直した。

  9. 次の日(日曜日)の朝、痛みはあるも、腫れは指の爪の周りだけになっていた。
  10. ゴルフの日(月曜日)の朝は、痛みはなくなっていたが、靴と擦れるとよくないと思ったので、傷用テープを貼ってからソックスを履いた。この状態で一日中問題なく歩くことができた。
  11. 木曜日頃には、完全に治っていた。
  12. 医者が処方した軟膏よりオロナイン軟膏の方がよく効くことを知り不思議に思った。オロナイン軟膏は、良い軟膏だと思った。

 上記の状況であったが、新聞記事を見て、指の腫れは、耐性菌だったのではないかと思った。抗生物質耐性菌ならば、抗生物質製剤は、効かない。
 考えてみると、大学を卒業して以来、今回のような腫れるという疾患に罹ったことはないので、不思議に思っている。特別な細菌だったのだろうか、それとも、80歳を超えているので、体力の衰えだったのだろうか。

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