備中国一宮は、
吉備津神社である。岡山県岡山市北区吉備津931にあり、式内社(名神大)である。この神社の本殿は、国宝に指定されているので、これを拝見するために2009年4月14日に参拝している。この神社は、吉備線吉備津駅の南東700mのところにある。吉備津神社前の看板地図を下に示す。
2009年4月14日、前日相生の東横イン(\4,830)に宿泊したので、7時25分の山陽本線の普通電車に乗車し岡山で吉備線に乗り換え吉備津に9時17分に着いた。
到着後、すぐに吉備津神社へ向かって歩き出したが、生憎の雨である。神社への直線道路へ入ると郷土記念物の県指定を受けている「吉備の松並木」が続いていた。歩くこと約700mで神社入口に着いた。右側には、官幣中社吉備津神社の石碑が立っていた。手水舎のところに「吉備津神社案内」の看板があったので下に記す。
『吉備津神社案内
記紀によれば、崇神朝、四道将軍の随一として、この地方の賊徒を平定して平和と秩序を築き、今日の吉備文化の基礎を造られた大吉備津彦大神(五十狭芹彦命)を祀る山陽道屈指の大社。仁徳期創建で、「延喜式」では名神大社。また、最高位を与えられた一品吉備津宮とも称される。古来、吉備国(備前、備中、備後、美作)開拓の大祖神として尊崇され、殖産興業・交通安全の守護神、延命長寿の霊験あらたかな神として朝野の信仰があつい。
吾国唯一の様式にして日本建築の傑作「吉備造」(比翼入母屋造)の雄壮な社殿、鳴釜の神事、桃太郎伝説のモデルなどで著名。
国 宝 本殿・拝殿
重 文 御釜殿・南・北随神門
県重文 廻廊・木彫狛犬 』
進んで行くと石段があり上がったところに北随神門があった。随神門の先の石段を登ると神符授与所の建屋がありここを通り抜けると目の前が拝殿である。拝殿で参拝した後、右手の廻廊へ入って行った。
この神社の境内は、かなり広い。社殿右手に長い廻廊があり廻廊の途中に摂社や末社などがあり複雑であるため、神社入口にあった境内案内図を下に示したが、よく見えない。そこで、この画像をクリックすると神社のホームページの境内図が表示されるようにリンクを張ったので、これを見ていただきたい。