三河国一宮は、
砥鹿神社(とがじんじゃ)である。この神社は、里宮と奥宮があり、里宮の所在地は、愛知県豊川市一宮町西垣内2で、飯田線三河一宮駅の東方に位置し、奥宮の所在地は、愛知県豊川市上長山町本宮下4で豊川市・岡崎市・新城市の境の海抜789mの本宮山の山頂近くにある。奥宮へは、簡単には行けないので、里宮のみ参拝することにした。
3月19日、南宮大社に参拝した後、大垣のホテルに宿泊し、翌日の朝、7:13発の新快速で豊橋まで行き、豊橋で飯田線に乗り換え9:28に三河一宮駅に着いた。駅から東に向かって4分程度歩いたところで国道151号線の交差点に着いた。この国道を北に50m程度行ったところが西参道の入口であった。鳥居をくぐって入って行くと参道は真っ直ぐに延びており拝殿まで250mもある。右手に神社の説明看板があり「三河国一宮 砥鹿神社(里宮)」は、祭神大己貴命とあり、『当神社は、太古より本宮山にお祀りされていたが、今から約千三百年前の大宝年間、現在地にお遷しした。爾来、三河國一宮としては、或いは、東海地方の総鎮守として、広く朝野の崇敬を寄せられてきた。
現在は、交通安全、厄除守護、家運隆昌の御神徳が仰がれている。社殿は、昭和三十七年に造営成った、総檜造りの荘厳な建物である。』とあった。
「本宮山砥鹿神社奥宮」は、祭神大己貴命とあり、『里宮の北方に聳える秀麗なお山が、本宮山(海抜七八九米)である。山頂に奥宮が鎮座し、古代から信仰の山として、尊崇され、境内には大小の磐座が点在する。又、山頂付近の社叢は、神域として保護され、愛知県の天然記念物に指定されている。山上からの眺望は素晴らしく、三河湾・アルプス連峰・富士山が一望に見渡せる。』と記されていた。
更に進んで行くと神門が見えてきた。神門に辿り着くと右手に手水舎がありお清めをした。神門を入って行くと左手に摂社の二宮社、三宮社を祀った建屋があり、その先に拝殿があった。
神社へは、西側から入ってきたが、表入口は右手の南側であるから参拝する前に右折して一旦外へ出て、表入口から入り直した。表入口には、鳥居がありその奥に表神門があった。表神門を入り拝殿で参拝した。