能登国一宮は、
気多大社(けたたいしゃ)である。石川県羽咋市の北北西約3.6kmのところにあり、所在地は、 石川県羽咋市寺家町ク1である。式内社(名神大社)で、旧社格は国幣大社である。祭神は、大己貴命。
2012年6月11日朝、宿泊地の金沢から七尾行きの電車に乗車し8:39羽咋に着いた。羽咋駅から気多大社までは、徒歩で約4kmであるが、七尾線は、運行数が少ないため神社往復に時間を取られるとスケジュールが間延びし宿泊日数が増えるので、気多大社近くの一の宮バス停までタクシーを利用しすることにした。タクシーの運転手は、北陸地方の一宮をよく知っていたので話が弾んだ。
一の宮バス停近くでタクシーを降り進行方向に進むとすぐに右手に気多大社へ行く道があり数分で大社の入口に着いた。左手に由緒の看板があったので以下に示す。
「当社は氣多神宮とも称え奉り能登国一宮として世に知られ北陸道総鎮護のお社であります御祭神は大國主神をまつり世に大國様と申し多くの人々に崇められております
若宮神社の御祭神は事代主命を祀りえびす様と称し親しまれている神様です
御社殿背後の森は約三万平方米の広さを有し「いらずの森」として千古の歴史を伝え北陸地方随一の原生林であります」
鳥居をくぐって行くと正面に神門、左手に手水舎が見えてきた。神門をくぐると正面が拝殿である。
拝殿へ直接行くのではなく、左折して「幸せむすび所」という建屋を通って拝殿前へ行くようになっていた。「幸せむすび所」には、賽銭箱が置かれた拝所があったので、ここで参拝した。「幸せむすび所」を出ると拝殿の左側が目の前に見え、左手に摂社若宮神社がありこの神社と拝殿の間に本殿が見えた。
進んで行くと拝殿の前であるが、ここには賽銭箱は置いてなく拝所になっていなかった。拝殿の右手に行くと本殿の屋根が見えその右に摂社白山神社が鎮座していた。更に右に進むと「入らずの森」の入口らしい木製の鳥居があったが、入れないように小さな柵が設けられていた。