この神社の所在地は、兵庫県宍粟市一宮町須行名407で、姫路駅の西よりの北方、直線距離で約31kmのところにある。
式内社(名神大社)で、旧社格は国幣中社であった。主祭神は、大己貴神である。
この神社の由緒は、境内の看板に記載されていたので、別ページで示す。
2012年8月20日、松江駅を7:51発のやくも号に乗車し姫路へ、姫路駅から神姫バスで山崎へ行き、ここでバスを乗り換え伊和神社へ向かった。伊和神社に着いたのは、13:36だった。
バスを降りるとすぐそこに境内入口があった。簡単な注連縄があるだけで鳥居はなかったが、奥に進むと鳥居があた。
鳥居をくぐって行くと随神門があり、随神門を出た先に手水舎があった。手水舎で清め拝殿へ向かった。
拝殿で参拝し本殿を拝観しようと右に廻ると本殿はかなり先の方で拝殿の次はかなり大きな幣殿があった。
幣殿の先に本殿があった。本殿の裏に鶴石が祭られていた。石碑には、次のように記されていた。
『 昔 大神 伊和恒郷に託宣あり驚きて見るに一夜のうちに杉桧生い繁りて聖地を成し空に鶴群れ舞い その中大き二羽北向きて眠り居たりその跡に神殿を造り奉斎せり これ当社の起源なりと伝う鶴の居た石を鶴石または降臨石という 』
現在の社殿も、北向きに建てられている。
この神社は、通常の他の神社と異なり拝殿と本殿の間に大きな幣殿がある。その状況を下に示す。
参拝が終わったときは、14:20だった。来た経路を戻り姫路で新幹線に乗車し日立へ帰った。 (2017/10/22)