籠神社(このじんじゃ)の所在地は、京都府宮津市字大垣430で、天橋立の北側にある。この神社のホームページでは、「元伊勢 籠神社」と称している。籠(かご)と書いて籠(この)と読んでいるが、なぜ、(この)なのかどこにも説明がない。
式内社(名神大社)で、旧社格は国幣中社であった。主祭神は、彦火明命 (ひこほあかりのみこと)である。
この神社の由緒は、境内の看板に記載されていたので、別ページに示す。
籠神社への行き方は、バスなど検討したが、天橋立駅付近にレンタルサイクルがあることがわかったので、自転車で天橋立を往復することにした。
2012年9月15日、豊岡から北近畿タンゴ鉄道に乗車し天橋立で下車した。橋立大丸という店で自転車を借り神社を目指して出発した。橋を渡るとき、きれいな内海が見えた。
天橋立を走って行くと、18分で神社が見えてきた。
駐車場に自転車を停め参道入口から入って行った。。
御百度石を過ぎて行くと右手に神社の説明看板、左手に手水舎があった。
手水舎で清め進んで行くと二ノ鳥居越しに神門が見えた。神門の両サイドの屋根付き小屋には狛犬が置かれていた。鎌倉時代に製作されたものと書いてあった。国重文に指定されている。二ノ鳥居をくぐると神門である。
神門を入ると拝殿が目の前であった。拝殿で参拝した後、右に行き本殿を拝観した。
この神社は、本宮である。これに対して約400m北東にある豊受大神を祭った眞名井神社を奥宮という。奥宮の主座は「上宮」に位置づけられ、本宮は、下宮である。
本宮参拝後、眞名井神社を参拝することにした。
籠神社から北へ向かってしばらく歩いて行くと林の中に眞名井神社の入口があった。入ると鳥居があり長い緩やかな階段がありその先に社殿が見えた。
階段を昇って行くと眞名井神社の拝殿についた。参拝し、本殿を拝観した。
本殿の裏には、磐座が三カ所あり、磐座主座は、豊受大神、磐座西座は、天照大神・伊射奈岐大神・伊射奈美大神、磐座奥座は、塩土老翁・宇迦之御魂・熊野大神・愛宕神である。磐座西座の写真は撮っていなかった。
以上で眞名井神社の参拝が終わった。
天橋立の北側に行くので、北側から天橋立をみることを予定に入れていたので、リフト ケーブルカー乗場へ直行した。ケーブルカーではなくリフトを選択した。
展望台へ行くまでに沢山写真を撮ったが、そのうちの1枚を下に示す。写真は、見た景色より良くない。何故だろうか。北側から撮るので、逆光だからだ。目で見ていると逆光という認識はないが、写真で見ると逆光である。撮影時の時刻は、10:10だった。
北側から天橋立
天橋立の見物が終わると、来た道を戻り天橋立駅発11:29発の豊橋行に乗車した。次は、但馬国一宮出石神社である。 (2017/10/24)