宇佐神宮(うさじんぐう)の所在地は、大分県宇佐市南宇佐2859で、大分市役所の北西微北直線距離で約38kmのところにある。
式内社(名神大社)で、旧社格は官幣大社である。全国に約44,000社ある八幡宮の総本社である。石清水八幡宮・筥崎宮(または鶴岡八幡宮)とともに日本三大八幡宮の一つである。また、境内は国の史跡に指定され、本殿3棟は国宝に指定されている。
主祭神は、下記である。
・第一殿:八幡大神(応神天皇)
・第二殿:比賣大神
・第三殿:神功皇后
境内の大鳥居の左手に由緒書きがあったので、掲載しておく。
この神社は、一宮巡拝として参拝したのではなく、その前の国宝建造物巡りのとき参拝した。宇佐神宮の国宝本殿を見学するならば、宇佐神宮に近い富貴寺の国宝大堂も見学したいが、富貴寺は、交通の便が非常に悪いためいろいろと模索していた。すると、阪急交通社の【歴史の宝庫国東半島と由布院・高千穂3日間】というツアーに宇佐神宮と富貴寺が入っていることを知ったので、家内と一緒に参加することにした。
2010年11月11日、羽田8:15発のJAL便で出発し、10:05北九州空港に着いた。この後は、観光バスでの見学である。この日は、富貴寺、宇佐神宮、耶馬渓の見学であった。
富貴寺見学の後、バスは、宇佐神宮の表参道商店街の近くの駐車場に停車した。そして、表参道を歩いて進んで行くと大きな鳥居があり、それをくぐって行くと朱色の橋があり入口に「史跡 宇佐神宮境内入口」と表示されていた。
境内に入ってしばらく進むと大鳥居があり、鳥居の左に由緒書きがあった。鳥居をくぐり進んで行くと、多くの韓国人観光客とすれ違うので違和感を感じた。進んで行くと右手に春宮神社があった。
更に進んで行くと二つの鳥居があり、左の鳥居は、上宮へ、右の鳥居は、下宮へ行く鳥居であった。左の鳥居をくぐって行くと右手に若宮神社があった。
進んで行くと「宇佐鳥居」と呼ばれる鳥居がありその先は西大門であった。
西大門を通って行くと、左手に上宮西中門が見えた。上の方に本殿の屋根がわずかに見えた。更に進むと上宮前の広場であった。
進んで行くと上宮の西側の回廊とその先の南中楼門が見えた。
西側の拝所へ行き参拝した。そして、拝所越しに国宝である本殿の三之御殿を拝観した。
一之御殿は万延元年(1860年)、二之御殿は安政6年(1859年)、三之御殿は文久元年(1861年)の建立で、いずれ国宝に指定されている。
次に東側の拝所へ行き参拝後、拝所越しに一之御殿を拝観した。そして、二之御殿前にある申殿を拝観した。
上宮参拝後は、指定の帰り順路を通って行くと下宮があり、参拝した。
下宮から下りて行くと二つの鳥居のある分岐へ着いた。後は、来た道を帰って行った。
宇佐神宮参拝後、観光バスは、耶馬渓観光に向かった。参考までに耶馬渓などの写真を載せておく。
以上で宇佐神宮参拝報告を終える。 (2018/01/27)