「関連付け」とは

 「関連付け」を知らない人が多いので説明しておきます。

拡張子
 ファイルには、必ず「拡張子」というものが付いていますが、パソコンを新規購入したときは、拡張子は表示されていません。拡張子を表示するように設定替えを行うと、例えば、「日光参拝」というファイル名の Word ファイルは、「日光参拝.docx」とファイル名の最後に .docx が付いたものが表示されます。この .docx が拡張子と呼ばれるものです。拡張子は、ファイルの種類によって異なります。Excelファイルは、.xlsx、画像ファイルには、.bmp、.jpg、.gif、.png などがあります。よって、拡張子を見れば、どんなファイルかわかります。
ファイルの開き方
 ファイルの開き方には、3通りの方法があります。上の「日光参拝」ファイルで説明します。
  1. Wordソフトを立ち上げます。メニューバーの「ファイル」→「開く」をクリックして「日光参拝.docx ファイルを探し出して開きます。この方法が、正規の開き方です。
  2. 日光参拝.docx ファイルをドラッグして Word アイコンの上にドロップしてファイルを開きます。上の正規の開き方は、面倒なので、この方法が考案されたようです。
  3. 日光参拝.docx ファイルをダブルクリックしファイルを開きます。
ファイルのダブルクリックでなぜファイルが開くのか
 Wordファイルをダブルクリックするとファイルが開くのは、ダブルクリックでWordソフトが立ち上がりファイルを開くように設定されているからです。これをファイルが Word に関連付けられていると言います。この関連付けという言葉は、わかり難い言葉です。関連付けされていないファイルは、ダブルクリックしても開きません。.txtという拡張子のファイルは、パソコンの初期設定で「メモ帳」に関連付けられているので、拡張子が.txtのファイルをダブルクリックするとメモ帳がファイルを開いてくれます。関連付けをメモ帳からTeraPadに変えると、ダブルクリックでTeraPadが開いてくれます。
 拡張子が .html のファイルは、windows 8.1 までは、インターネットエクスプローラに関連付けられていますので、ダブルクリックすると、インターネットエクスプローラが立ち上がって開いてくれます。windows 10 では、ブラウザEdgeに関連付けられています。.htmlファイルを編集するには、TeraPadで開く必要があります。ファイルのダブルクリックでは、インターネットエクスプローラか Edge が立ち上がり、TeraPadは立ち上がりません。TeraPadで開くには、TeraPadを立ち上げてから.htmlファイルを開くか、TeraPadのアイコンの上に.htmlファイルをドロップする必要があります。なお、.htmlファイルの上で右クリックし出て来たメニューで「プログラムから開く」をクリックし、出て来たメニューに「TerPad」があれば、これをクリックすれば、TeraPadが開いてくれます。メニューに「TeraPad」がないときは、設定が必要ですが、ここでは、説明しません。
関連付けの変更
 関連付けの変更は、簡単にできます。ここでは、説明しませんが、ネットに沢山出ていますので、ネットのページを見てください。検索欄に 関連付けの変更 と打ち込んで検索してください。いろいろと沢山出て来ます。

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