一之宮貫前神社(いちのみやぬきさきじんじゃ)の所在地は群馬県富岡市一ノ宮1535で、高崎駅の西南西、直線距離で約16kmのところにある。
式内社(名神大社)で、旧社格は国幣中社である。主祭神は、
・経津主神 (ふつぬしのかみ)
・姫大神 (ひめおおかみ)
境内に由緒書きはなかったので、神社ホームページの由緒書きを掲載する。
一之宮貫前神社は、2012年7月25日に参拝したが、拝殿・本殿が平成の大修復(本殿・拝殿屋根葺替及び彩色復元)中で覆いがしてあり拝殿・本殿は拝観できなかった。完成は、2013年9月30日になっていたので、後日、再参拝することにしていた。
2015年5月、松江からの帰りに再度参拝することにした。
5月17日、松江を発ち東京から高崎に行き、東横イン高崎駅西口に宿泊した。
18日朝、高崎駅7:10発の上信電鉄線の電車に乗車し、7:57上州一ノ宮駅に到着した。駅から県道207号を真っすぐ進み国道254号の交差点を過ぎると県道199号にぶつかり左折してしばらく歩くと神社の参道入口に着いた。約10分の歩行であった。
参道は、昇りの坂道となっており、約100m進むと朱色の鳥居が見えてきた。立派な鳥居であった。
鳥居のところまで石段を昇って行くと遠方に総門が見えた。総門の左手前に銅製の燈籠が設置されていたが、説明看板があったので、見ていただきたい。説明看板
総門を入るとはるか下方に楼門(国重文)が見えた。典型的な下り宮である。
はるか下方に楼門 典型的な下り宮
石段を下って楼門の前に来ると左手に手水舎があった。
手水舎の反対側には、社務所があり、振り返ると上の方に入ってきた総門が見えた。右側の朱色の建屋は、末社の月読神社である。
楼門を入ると、目の前に実に華麗な拝殿! 驚いた。拝殿で参拝し、右側から本殿を拝観した。
修復後2年弱しか経っていなので、実に綺麗であった。以下に大きい写真で紹介する。
拝殿−本殿
本殿
上記以外の建屋などを紹介する。2012年の撮った写真も使っている。
楼門に向かって下るとき、左側に末社の月読神社があった。拝殿の右側には、神楽殿があった。
総門と同じ高さのところ、総門左側には、末社群(左が二十二末社、中央が日枝神社、その右が伊勢神宮内宮、外宮)が、右側には、勅使門(不明門)と鳥居があった。
参拝が終り総門を離れたときは、8:33だった。その後、上信電鉄線の上州富岡駅で下車し、2014年6月21日に世界遺産に登録された富岡製糸場を見学した。製糸場見学後は、日立に帰った。 (2017/12/3)