会社勤めをしているときから、ときどきword文書をPDF化していたが、ソフトは、Adobe社のAcrobatを使用していた。会社を辞めてからは、フリーのPDF化ソフトを使って時々PDFファイルを作成していた。
2013年6月頃、金を出してでもキチットしたpdf作成ソフトを購入すべきと考え、ネットでいろいろ調査した結果、ソースネクスト社の「いきなりPDF/STANDARD Edition Ver.2 」を購入しインストールした。20〜30kB程度のword文章をPDFファイルにすると100kB以上になるので、少々気になっていたがそのままにしていた。
ところが、2016年6月7日、フォントにメイリオを使ったword文書(38kB)をPDF化したところ、なんと497kBにもなっていたので驚いた。フォントをメイリオにしたためだろうと思って、MS ゴシックに変えてPDFにしたところ、118kBであった。そこで、他のメーカのソフトではどうかと考え、フリーのCubePDFをインストールしてPDFにしてみたところ、78kBであった。「いきなりPDF」は、異常と判断したので、ソースネクストに問合せを出した。すると、次の日に回答が来たが、当方の指摘どおりであるが、すぐには、改善できないという。
現在、ネットで使用されているフォントは、多くはメイリオが使用されている。ネットの画面をPDFで保存してみたところ、「いきなりPDF」では、500kB以上のファイルサイズになることがわかった。このような状況では、問題なので、新しくソフトを購入することを検討し、ジャストシステムの「JUST PDF 3 [作成] 」をamazonで1,482円で購入しインストールした。
以下に「いきなりPDF」「CubePDF」「Acrbat 7」「JUST PDF 3」でPDF化した結果を示す。
PDF化する画面は、
(1) MS ゴシックを使用したページ:
http://msw316.jpn.org/01kenko/09gan_hoken/ganhoken.html
(2) メイリオを使用したページ:
http://msw316.jpn.org/01kenko/09gan_hoken/ganhoken2.html
である。結果を下の表に示す。
PDF化する画面 | いきなりPDF | CubePDF | Acrobat7 | JUST PDF3 |
---|---|---|---|---|
(1) MS ゴシック画面 | 208 | 59 | 122 | 65 |
(2) メイリオ画面 | 591 | 90 | 195 | 107 |
結果を見ると一目瞭然である。いきなりPDFが如何にファイルサイズが大きいかがわかる。これでは、使う気になれない。CubePDFが一番ファイルサイズが小さくなるが、画質が少々劣るので、継続使用には抵抗を感じる。Acrobat7は、ノートパソコンにインストールしているが、ファイルサイズは、意外に大きい。JUST PDF3は、ファイルサイズが小さく、画質もよいので、今後これを使うことにした。
なお、参考までにPDF化したファイルを載せておく。不思議なのは、HTMLファイルでは、MS ゴシックとメイリオでは、文字の太さが大きく異なっているが、PDFファイルでは、文字の太さが逆転している。
MS ゴシック文を「いきなりPDF」でPDF化 メイリオ文を「CubePDF」でPDF化
メイリオ文を「いきなりPDF」でPDF化 メイリオ文を「JUST PDF3」でPDF化
(2016/06/9)